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塩尻ぶどう10の美味しさの秘密

塩尻ぶどう 10の美味しさの秘密

10の美味しさの秘密にを知る前に・・・ JA塩尻産のぶどうとは?

日本一のナイアガラ産地
独特の風味と甘い香りが特徴のぶどう「ナイアガラ」。塩尻市では桔梗ヶ原を中心に市内各地で栽培され、秋になるとこの地域一帯が甘い香りに包まれます。冬の寒さが厳しいにもかかわらず、晴天率が高く日照時間が長い塩尻の気候は、ナイアガラをはじめとするぶどう栽培に適しているといわれ、日本一のナイアガラ産地となっています。
100年もの歴史を持つぶどうづくり
塩尻市でブドウ栽培が始められたのは今より120年ほど前の明治23年のこと。豊島理喜治氏により3000本あまりのブドウの苗木が植えられました。  しかし、塩尻の冬の寒さは想像以上に厳しく、定植された多くの品種は育つことができず、現在代表品種となったナイアガラとコンコードに選定されていったといわれています。

ブドウの定植が進むある年に、「眠り病」が桔梗ヶ原のブドウたちを襲います。「眠り病」は、-10℃以下という寒波が続いた年に、ブドウに実が付かなくなるものです。眠り病の原因に化学肥料の使いすぎがあることがわかり、自然の生態系を活かした栽培法の研究を進めた結果、桔梗ヶ原のブドウはさらに美味しいものになりました。

どんな種類のぶどうがあるの?

JA塩尻市では生食用ぶどうのナイアガラやワイン用ぶどうのコンコードなど、
多種多彩なぶどうを栽培しています。様々なぶどうが出回る秋には、ぶどう狩り体験なども人気です

  • ナイアガラ
    明治時代から塩尻で栽培されてきた品種です。「ラブラスカ香」と呼ばれる香りが特徴で、酸味と甘みが絶妙。生食のほかワインやジュースなどにも使われます。皮が薄くデリケートなため、市場に出回ることが少ない希少なブドウです。また、よりすぐりのナイアガラの中から選ばれたものに袋をかけ、さらに完熟させて収穫する黄金色のナイアガラ「ゴールデンナイヤ」もわずかながら出荷されており、こちらもおすすめです。
  • サニールージュ
    味と色合いがデラウェアそっくりですが、大きさは2倍。酸味が少なく後を引く美味しさが人気です。収穫初期はさっぱりとした甘さで、後期になるほど濃厚な甘さになるなど、収穫期によって異なる豊かな味わいを体感してください。
  • 巨峰
    日本原産の品種で、甘みが強く大粒のため、「ぶどうの王様」とも呼ばれます。生食のほか、JA塩尻市では巨峰の甘みを活かしたロゼワインも醸造しています。秋には巨峰狩りも市内各地の農園で楽しむことができます。
  • 竜眼(りゅうがん)
    ヨーロッパ系の品種ですが、中国を経由して長野に辿り着いたといわれる、大きな房が魅力の加工用ぶどう。別名「善光寺ブドウ」とも呼ばれます。さわやかな酸味と芳香を持つ、やや辛口の白ワインになります。
  • シャインマスカット
    甘みが強く、楕円形で大粒の実を付ける黄緑色の新品種。皮ごと食べられる高級ぶどうとして人気が集まっています。パリッとした皮とジューシーな果実の旨みが絶妙で、「宝石を食べているような美味しさ」とも評されます。
  • ナガノパープル
    長野県で開発された注目の新品種。「巨峰」と「リザマート」という2種類の品種をかけ合わせて生まれ、濃い紫色の長円形の粒が美しい。皮ごと食べられるので、一房に赤ワイン1本分ものポリフェノールが含まれているといわれています。
  • コンコード
    果汁が多く甘みの強い黒色系の加工用ぶどうで、ワインやジュースに最適です。明治時代からナイアガラとともに塩尻で栽培されてきました。ほどよい渋みと花を思わせる華やかな香り、美しい赤色を有するワインとなります。

どんな種類のぶどうがあるの?

ぶどうの栽培には多くの作業工程があります。「巨峰」の例でご紹介しましょう。
*下記の工程以外に、薬剤散布、除草作業等も行います。

12月~3月
整枝・剪定
樹体のバランスを取りながら、種枝(のちの母枝)を整理します。「追い出し枝」「返し枝」等、熟練の技が必要とされます。
7月~8月
摘粒
穂軸の長さを8~9cmにし、1房35~40粒に摘粒をします。小さい粒、障害のある粒をのぞいて大粒で揃った房にします。
3月~随時
誘引作業
剪定した種枝を棚面に縛りつけます。
5月以降に出てくる新梢もその都度、棚面へ縛りつけます。
房落とし
着粒のよい房を主に1坪20房にします。残すもの以外はすべて落とします。
8月
袋掛け
摘粒が終了次第、袋を掛けます。袋の枚数によって着果量の調整も行います。
3月~随時
房づくり・房切り
開花前に花穂(かすい)の整形を行います。この作業を行わないと粒がつきません。
収穫になる房が1坪12房の場合、1坪50房ほどになるまで房切りをします。
9月~
収穫
早朝から果面温度の上昇しない午前中のうちに収穫を行います。

美味しいぶどうが育つ気候って?

標高が700メートルを超え、夏の昼夜の気温差が大きい桔梗ヶ原

年間日照時間が長く、年間降雨量が少なく、紫外線が適度に多い塩尻の気候は、ぶどうの栽培に適しているといわれています。とくに、産地である桔梗ヶ原は標高が700メートルを超えており、夏の昼夜の気温差が大きく、糖度が高く色付きの良いぶどうを栽培するのに最適な気候です。

しかし、明治時代にブドウ栽培が始まるまではなにもない土地で、「不毛の地(略)郷原宿までの間人家なく」(「善光寺道名所図会」豊田利忠編)との記述が残るほど、明治以前の桔梗ヶ原は、見渡す限りの原野だったといわれています。

ぶどう栽培にとっては、冬の寒さが厳しいことが懸念材料でしたが、昭和60年以降の温暖化傾向により寒害が減少し、長年の研究成果による技術革新の発達に伴い、現在ではぶどう栽培適地として安定した栽培が行われています。

種のある・なしで美味しさって変わる??

ほとんどのぶどうの品種にはもともと種があるのですが、「種があると食べづらい」という消費者の趣向に合わせて、種なしぶどうが誕生しました。種をなくすために、ジベレリンという植物の成長ホルモンを使用する処理が行われていますが、種なしにすることで、本来の味が落ちてしまう品種もあるため、種なしでも美味しい品種が開発されています。

種なしにすることで小さなお子さんでも安心して食べられる、といったメリットもあります。また、種なしのうえ、皮ごと食べられる品種にも人気が集まっています。皮の味を含めた美味しさに加え、皮に含まれるポリフェノールがそのまま摂取できるのも魅力です。

しかし、種ありぶどうには、種ありぶどうならではのコクや旨みを感じられる品種も多く、「贈答用にはやっぱり種ありの品種がおすすめ」という生産者もいます。味の好みや用途に合わせて、様々な品種のぶどうをセレクトするのも楽しみですね。

美味しいぶどうの選び方を教えて!

生産者とJA担当者おすすめの美味しいぶどうの選び方を伝授します。
直売所やスーパーなどでぶどうを選ぶ際の参考にしてみてください。


  • 色が濃いものは完熟している証拠。しっかりと色づいているものを選びましょう。シャインマスカットなどの黄緑色のぶどうは、より黄色が濃いものが熟しており、美味しいといわれています。

  • パーンと張りがあり、みずみずしさを感じられるものを選びましょう。巨峰などの色が黒いぶどうは、白い粉(ブルーム)が吹いているもののほうが、ミネラルが豊富で美味しいと言われています(白い粉を消毒と間違えて洗い流さないように気をつけましょう)。

  • きれいな色で、太くてしっかりとした軸が健康なぶどうの証拠です。 粒が軸にしっかりとついているものが新鮮です。

  • 粒の数がやたらに多いものより、少ないもののほうがしっかりした味わいを期待できます。さらに、粒と粒に隙間があるものではなく、粒と粒がしっかりくっついているものや、粒の大きさが均一でそろっているものを選びましょう。

JA塩尻市のぶどうって安全?

「安全・安心」な果物生産に生産者一丸となって取り組んでいます。JA塩尻市共通の防除暦を用いて、出荷前の防除履歴の確認ができた生産物から、荷受・出荷をしています。また、サンプルでの農薬残留分析を行い安全確認を行っていますので、安心してお召し上がり頂けます。

JA塩尻市のぶどうはどこで買えるの?

JA塩尻市直営のワイン農産物直売所には、旬の時期になると、生産者から直接持ち込まれるとれたてのぶどうが種類豊富にそろいます。
贈答用ぶどうの販売や発送も行っておりますので、塩尻ぶどうをお求めの際は、ぜひこちらをご利用ください。ぶどう生産者と直接話をすることもできるかもしれませんよ。 また、オンラインショップでも購入することができます。

JA塩尻市オンラインショップへ

ワイン用のぶどうって何か違うの?

ワイン用に栽培されているぶどうは、比較的皮が薄いため加工しやすく、雑味が少ない品種が多く使われています。
JA塩尻市では、塩尻産の厳選された良質の完熟ぶどうだけを原料とし、自然そのままの味を閉じ込めています。9月中旬の収穫時期を迎えると、ワイン醸造場にはたくさんのぶどうが持ち込まれ、1日約8~12トンのぶどうが加工されていきます。

  • アメリカ系
    コンコード(赤用)、ナイヤガラ(白用)、キャンベル(赤用)、デラウェア(赤用)独特の風味がありヨーロッパでは好かれないが、近年女性の95%がこの香りを好むことが分かり大衆ワインに利用されるようになった。
    ナイヤガラ
    ナイヤガラ
  • ヨーロッパ系
    カベルネ・ソービニヨン(赤用)、メルロー(赤用)、シャルドネ(白用)、リースシング(白用)厚みのあるさわやかな果実香で、成熟することによってワイン独特の香りとまろやかさが増す。高級ワインといわれるもののほとんどがこの種類。
    シャルドネ
    シャルドネ
  • マスカット系
    マスカット・ベーリーA(赤用・ロゼ用)
    果実らしいさわやかな香りが特徴であり、若いタイプと成熟タイプの2種類がある。
  • やまぶどう系
    ビティス・コワニティエー(本州)、ビティス・アムレンシス(北海道)隔年での結実のため量が少なく、強い酸味と独特な香り、どろっとした濃厚さがある。

ワイン以外にぶどうを使って何か作るの?

天然果汁100%のフレッシュジュースを製造しています。原料は、地元生産者が丹精こめて育てたぶどう完熟コンコードとナイアガラ。フリーラン果汁(圧搾時に圧力を加えず流れる果汁)で、ぶどう本来の色、味、香りを最大限生かしたみずみずしさが特徴です。

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ぶどうはどうやって保存すればいいの?

房のままなら、ジッパーなどがついた食品保存用密封袋に入れて野菜庫で保存しましょう。実を一粒一粒軸から切り離す場合は、果汁が染み出ると腐りやすくなるため、実を傷つけないようハサミで軸を2~3ミリ残しながら切り落として保存します。食べる直前に洗いましょう。

冷凍する場合も、皮と2~3ミリの軸をつけたまま密封袋に入れて保存します。食べるときは、完全に解凍せず、さっと水で洗い流すと皮がむきやすくなり、実はシャーベットのように味わうことができます。

気軽に飲もう!JA塩尻市のワイン